てんてんblog

幸せな家庭に見えた親から離婚した事実を一年後に告げられる。理由は10年単身赴任をしていた父の不倫。単身赴任で孤独な父、必死に家庭を守る母。現在母親はパートで日銭を稼ぐ。誰も悪くないのに全員不幸。 そんな家庭にならないための仕事選び、夫婦円満の秘訣を呟きます。 転職エージェント所属/一児の父/結婚3年週3セックス

産後夫婦喧嘩が急増した私が妻に対してプレゼンした結果・・・

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みなさんこんにちは。てんてんです。

 

子供が生まれる前は夫婦それぞれ好きなことできていたのが、子供中心の生活でお互いの余裕がなくなり、結果夫婦喧嘩が勃発!

ほとんどの夫婦がこの道を一度は通るのではないでしょうか?

 

そして、もれなく我が家にもその波はやってきました。

 てんてん家の日常

 

てんつま 

「はぁ。。youtubeばっかりみて。。」

「いつまでごろごろしてるの!!」

「パソコンばっかり触ってないで、手伝ってよ!」

 

てんてん 

「わかったわかった。はいはい。。。」

 

てんてんの心の中

「こんなこと、子供が生まれる前は言ってなかったのに。。。変わるもんだな〜。。。」

 

そう思いながら、僕は妻に気を遣いながら休日を過ごし、平日よりも休日の方が気を張っているという状況にいつの間にかなってしまいました。

 

ただこういった状況は私も妻も望んではいません。

「幸せな家庭を作る」

という一つのゴールに向かって走っているはずなのに、何かすれ違いが起きている。

これはまずい。なんとか解決策はないものかと考えていたところ一つの案が浮かびました。

 

「スライド作ってプレゼンしたら面白いんじゃね?」

 

というのも、妻はベイビーのことでバタバタしており、時間がなかなか取れないこと。また、論点をまとめて話さないと、感情的な話になってしまう可能性があること。

上記のことを踏まえた上で、きちんと自分が言いたいこと、相手が思っているであろうことをまとめてそれに対する解決策をプレゼンテーションで提示しようじゃないかと思ったのです。

 

いざプレゼンの時!

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思い立ったが吉日、妻が外出している間にささっと論点をまとめ、スライドを製作。

 帰ってきたところに、ここぞとばかりに話しかけました。

 

てんてん

「ねーねーてんつまー( ´ ▽ ` )ノ」

 

てんつま

「なに??今忙しいんだけど。。(´Д` )」

 

てんてん

「じゃじゃん!(≧∇≦)休日がもっと楽しくなるようにスライド作ったんだ〜。( ^ω^ )後で時間くれない??^o^」

 

てんつま

「ふーん。(°_°)わかった。後で時間とるわ〜。(=゚ω゚)ノ」

 

こんな感じで、 時間を取り付けることに成功!

一通り家事が片付いたあと、妻から「プレゼン聞かせてーε-(´∀`; )」と向こうから依頼があるぐらい食い気味に来てくれました!

しめしめと思いながら、PC片手に必死にプレゼン!

 

「自分の居心地があまり良くないこと」

「ツイッターの運用をもっと頑張って、生活費の足しにできたらと思っていること。」

「少しぐらいyoutubeを見る時間がほしいこと」

 

を伝えるとともに、

 

「てんつまがいつも頑張ってくれていること」
「自分も協力しなければならないと思っていること」

「子供との時間をもっととれるようにしたいこと」

 

そして、それを実現するために、家族のルールを作ろう!ということを伝えました。

 

そのスライドがこちら

 ※30分で作ったのでクオリティはご愛嬌です。笑

 

この記事を通じて伝えたかったこと

結果として、

 

「そんなこと思ってたんだ〜ごめんね´д` ;」

「私はこう思っているからもっとこうしてほしい(*`へ´*)」

「ルールはもっとこうしたら??(*^o^*)」

 

といった建設的な意見を聞くことができ、てんてん家のルールが新たに追加されることとなりました。

なにより嬉しかったのは妻から「いろいろ家族のことを考えてくれてありがとう♪( ´▽`)嬉しい(^O^)」という言葉までもらうことができたことです。

 

ただ、勘違いしてほしくないのは、私がこの記事で伝えたかったことは、 

 

「困った時にプレゼンテーションをしましょう」

 

ということではではなくて、

 

「お互いに思っていることがある時は気持ちが離れる前にきちんと話し合いをしましょう」

 

ということです。いろいろな方を見ていると、長く良い関係を保っていくには、気持ちが離れそうな瞬間にどれだけ相手と話しあえるかが一番重要です。

確かに、非常に面倒臭いことであることは間違いないですし、長く生活をともにすればするほど、もういっかとなってしまう気持ちも分かります。

でも、その時に話し合わなければ、徐々に二人の距離は広がり、気持ちはがどんどん離れていく一方です。それが、3年、5年、10年と続くともう取り返しがつきません。

 

長い夫婦生活。うまくいっていないなーと思った時は、この記事を見ているあなたが一肌脱いで、相手と話し合う場を設けるよう働きかけてみもいいかもしれません。

 

いろいろ意見が飛び交うでしょうが、最終的には相手に感謝されるはずです。

 

おしまい。

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もう失敗しない!第二新卒における転職のポイントとは

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「上司と馬が合わない。」

「思っていた仕事と何か違う。」

「パワハラ、セクハラで毎日仕事に行くのが辛い」

 

こういった思いで、転職を考えられていらっしゃる、もしくは会社を辞められた方も多いのではないでしょうか?

新卒は3年で3割は辞めると言われる社会ですから、20代のうちに一度は会社をやめたいと思うのはだれしもあることですし、実際に周りにも転職をされる方も多いでしょう。

 

そんな中、人手不足と言われる社会の中で、最近注目されている第二新卒。

ミスマッチで溢れた優秀な新卒の方々を雇うことができるとあって、第二新卒向けの求人も多く市場に出回っています。

ですので、今回は第二新卒の転職において何が重要かを、エージェントの目線から語っていきたいと思います。

 

第二新卒が歓迎されている背景

本題に入る前に、そもそも第二新卒ってだれのことを指すのかについて簡単に解説いたします。

 

第二新卒とは、一般的に学校を卒業後、一度就職をしたが数年の内に離職し、転職活動をする若手求職者を指します。新卒者が就職後、数年で離職する割合は年々増加傾向にあります。厚生労働省が毎年発表している大学新卒者の離職率統計では、約30%が3年以内に辞めていると言われています。不況下で採用数が減少していたり、早期・短期化の就職活動の中で自分に合った就職先に就くことが容易でないことが一因にあげられています。

 

第二新卒とは?|20代・第二新卒向け転職支援サイト より引用

 

上記からも分かるように、大学を卒業して、だいたい3年前後の社会人を指します。(だいたい3年と言われているだけで、厳密なルールはないようです。)

 

企業側が第二新卒を募集する理由

 

記事の冒頭にも書いた通り、第二新卒の採用は年々加速しております。以下がマイナビ社が行った、第二新卒に関する2016年のデータです。

 

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第二新卒とは?|20代・第二新卒向け転職支援サイト より引用

 

見ていただいて分かる通り、約60%以上の企業が積極的に第二新卒を獲得していきたいというアンケートが出ています。

 

この背景としては、

 

「昨今の有効求人倍率の向上により、人手不足が加速している」

「中途採用よりも柔軟でカルチャーフィットしやすく、自社の色に染めやすい」

「ある一定のマナーを教わっており、教育コストが低い」

「新卒の就職でミスマッチを起こした優秀な学生を確保できる」

 

というのが挙げられます。つまり、教育コストが低く、柔軟で優秀な人材を市場から確保したいという狙いがあり、現在注目されているのです。

 

第二新卒の転職におけるポイント

 

そんな注目されている、第二新卒ですが、転職される方の多くは、新卒で入った会社が合わなかった、もしくは人間関係に悩まれている方がほとんどです。

そういった思いから「1社目の二の舞になりたくない」とそう思うのも、無理はありません。

そんなあなたのために、失敗しないためのポイントを書いていきます。

 

転職失敗の一番大きな理由とは

そもそも、なぜミスマッチがおこってしまうのでしょうか。いろいろな理由はもちろんあるのですが、ほとんどは「自分の描いた理想」「実際の仕事の現実」のギャップによって起こっています。

 

  • 「もっとたくさんの権限をいただけると思っていた。」
  • 「休みがもっと取れると思っていた。」
  • 「丁寧にもっと教えてくれると思っていた」

 

といった、理想と現実のギャップが起こり、転職に至っています。そして、転職に失敗する方はそのギャップを正しく認識せずに転職し、また「こんなはずじゃなかった」となってしまうのです。

 

みなさんはそうならないためにも、第二新卒において失敗しないためのポイントを書いていきます。

 

なぜ転職したいのかきちんと把握する

上記のように転職を繰り返さないためにも、まずは「なぜ転職をしようと考えたのか」を自分の中できちんと整理しましょう。

 

何をしたらいいかわからない方はまず、紙を用意して今の仕事を辞めたい理由を書き出してみてください。その際には、より具体的に詳細に書くようにしてください。

 

(例)

「上司と馬が合わない」 

「経理の仕事で、不明瞭な部分があり指摘をしたら、そんなところは適当でいいんだよと言われた。」

 

「残業が多い」→

「毎日4時間の残業があり、家に着くのは日付が変わることも多い。業務量が多いため仕事が終わらず休日も2週間に一度出社しなければならない」

 

 

といった感じで、実際にあった具体的、客観的な事実まで落とし込んで嫌なことを羅列しましょう。

そうすると、自分が会社に対して思っていたモヤモヤが浮かび上がってきて、転職を通じて何を変えたいのかが明確になるはずです。

 

自分のやる気スイッチや得意なことを把握する

自分が今までの人生の中で、一生懸命頑張れたこと、楽しかったを振り返ってください。仕事であれば尚良しですが、ない場合はそれ以外でも構いません。

 

そして、その頑張ったこと、楽しかったことはいつどのタイミングで楽しいと感じたのか。なぜ頑張れたのか。これを上記と同じように、紙に具体的に、詳細に書いてください。

 

(例)

今年の3月に部内のコンテストがあり、そのコンテストで優勝した人は300人の前で自分の取り組みを発表できると言われて、実際に優勝して前に立った時。

 

上司に資料作成を頼まれ、自分なりにどういう時に使う資料なのかを考え工夫して作ったら、「すごくプレゼンテーションがうまくいった」と言われた時 

 

上記のように、自分はどういうときにやる気がでたのかということをきちんと把握しましょう。

 

ただ、そういった場面が思いつかないという方も多々いらっしゃると思いますので、そういう方は自分が息をするぐらい自然にできていることは何かを考えてみてください。

好きなことを仕事にすることも大事なのですが、それよりもできることを仕事にする方が幸せになれる方が多いです。

 

そういったことを言語化できるまで、自問自答して、自分のやる気スイッチはどこにあるのか自分ができることはなんなのかを言えるようにしてください。

 

エージェントに登録する

上記の1、2を読んで、「転職の理由の言語化?めんどくせー。。」「やる気スイッチってなんだよ。笑」「できることなんて怒られてばっかだし自分にはない。。。」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方はエージェントに相談するのがオススメです。

 

エージェントでは、転職のプロであるキャリアアドバイザーがあなたにつき、転職の理由自分の強みやる気スイッチを話の中で引き出し、言語化してくれます。

また、報酬は転職した際に企業側から払われる仕組みになっており、求職者のあなたは無料で使うことができます。

 

転職をするかどうか迷っているので、相談しないという声を聞くことも多いのですが、エージェント側もそこらへんは慣れているので、気を遣わなくて大丈夫です。実際に働いている私が言うので間違いありません。笑

ですので、もし今の現状にモヤモヤしているのであれば、一度エージェントに相談して話を聞いてみるだけ聞いてみてはいかがでしょうか?

 

オススメのエージェント

上記の観点において、私がオススメするエージェントを記載します。

 

【マイナビエージェント】

就活でおなじみのマイナビが行っている、マイナビエージェント。

エージェントサービスでは後発ですが、20代30代の転職に絞り、求職者に対して丁寧なサポートをすることで、絶大な指示を得られています。

時には優しく、時には厳しく励まして、内定を得られる最後まできっちり並走してくれるエージェントさんです。

 

【ウズキャリ第二新卒】

第二新卒、既卒、フリーター専門のエージェントである、UZUZ。

特筆すべきは内定率83%、定着率92%という圧倒的な数字。企業側のことをきちんと求職者を理解するとともに、企業側も把握されているからこそ、叩き出せる数字であることは間違いありません。

エージェントの方の能力も高く、きちんと話を聞いて言語化してくれるエージェントさんなので、登録していない方はぜひご登録を。

 

選考に合格するためのポイント

転職理由もまとまった。やる気スイッチも把握した。自分の得意なことはわかった!受ける求人も決まった!となったとしても、選考で合格できなければ入社できません。

面接官はいろいろな視点から候補者のことを見て、判断をされるのですが、ほぼ必ず見てくるポイントがあります。それは、

 

もう辞めないよね?

 

ということです。

いろいろな事情があるとはいえ、第二新卒で次の職場に移るということは、短期間で1社目を去っている事実は変えようがありません。

企業側としては、すぐに辞められることは大きな資産をロスになりますので、面接官は他の中途採用の選考よりもシビアにみてきます。

ですので、上記で明確にした、転職理由と実現したいこと、やる気スイッチ、できることを伝え、「御社であればそれらが全て叶えられますよ」ということを伝えなければなりません。

 

 

(例)

「前職では、決まり決まった仕事をひたすら行うということが多く、この仕事が変わることは5年間ない環境で働いており、次のステップが見えず退職をしています。

転職活動をする中で、自分を振り返り、どうなればやりがいを感じながら長く働けるかを考えたところ、明確な目標に向かって、お互いに切磋琢磨できるような仕事に就きたいと考えています。大学での部活動で、熾烈なレギュラー争いの中、自分を高めてチームメイトとの競争に打ち勝ち試合のメンバーに選ばれた時になんとも言えない達成感を味わうことができました。

ですので、そういったお互いに切磋琢磨し競争しあえるような環境で自分を高めながら働くことができれば長い期間働くことができると考えています。そして御社にはそういった環境があると思い志望しております。」

 

上記のように、転職に至った理由、そこから過去を振り返って自分のやる気スイッチがどこにあるかを伝える。そしてそれが達成できればきちんと長く働くことができると考えている。

といったストーリーにまとめておくと、相手が一番懸念しているところを払拭できるでしょう。

 

 

まとめ

  • 第二新卒は活況で良い会社に転職できる可能性が高い
  • 転職で失敗する人は、転職した原因をきちんと把握できていないことが多い
  • なぜ転職するのかを明確にする
  • やる気スイッチ、得意なことを把握する
  • 自分で言語化できない時はエージェントに相談する 
  • もう辞めない理由の根拠をきちんとアピールする

 

事務未経験女子必見!正社員で事務職に転職するための方法とは

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「毎月数字のプレッシャーに押しつぶされそうで、会社を辞めたい。」

「友達や彼氏との時間を増やしたい。」

「専門的なスキルを身につけて、安心してずっと働きたい。」

 

こう考える女性の方非常に多いのではないでしょうか。そう考える方が一番に思いつくのが「事務職」だと思います。

たしかに、定時で上がれる。転勤がほぼない。休みが多いが多いといった特徴はワークライフバランスを整えやすい職種です。

 

しかし、転職活動をしてみるとわかるのが、 

  • 「事務の求人すくなっ!」
  • 「経験者募集ばっかりやん!」
  • 「書類選考全然通らん!」

という3つの壁に突き当たります。そして、私は転職エージェントとしてこの3つの壁に苦しむ方を何人も見てきました。

 

一方で内定を勝ち得ていく人がいたのも事実です。

ですので、今回はそんな事務職を志している皆さんに、「未経験でも」正社員で内定をえられていた方のノウハウを抽出して皆様に提供したいと思います。

 

 

事務の転職が難しい理由

 

事務職への転職がなぜ難しいのか。それは、単純に有効求人倍率が低いからです。

 

有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合で、雇用動向を示す重要指標のひとつです。景気とほぼ一致して動くので、景気動向指数の一致指数となっています。厚生労働省が全国のハローワークの求職者数、求人数をもとに算出し、「職業安定業務統計(一般職業紹介状況)」で毎月発表しています。有効求人数を有効求職者数で割って算出し、倍率が1を上回れば人を探している企業が多く、下回れば仕事を探している人が多いことを示します。

 

有効求人倍率│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券参照

 

つまり、一人の事務職を希望する人に対して求人がどれだけあるかという指標になります。

そして、この有効求人倍率事務職に至っては非常に低い(倍率が高い)状況がずっと続いています。

 

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https://www.recruitcareer.co.jp/news/20170906.pdf参照

 

 見ての通り、全職種中最下位です。笑

なので、はっきり言うと未経験で事務職を目指すのは「いばらの道」であることは間違いありません。

ただ、先ほどもお伝えした通り、実際に未経験でも正社員で内定を獲得できた人も実際にいらっしゃるので諦めてはいけません。事務職に転職するのに一番重要なのは「根気」かもしれません。

 

 書類選考を突破するためのステップ

 

事務職の場合、そもそも面接まで行くのが非常に大変です。ですので、書類選考を突破することをひとまずの第一ステップにおいて、進めていきましょう。

 

環境整備

 

いばらの道を歩んでいくため、ハローワーク、転職サイト、エージェントをフル活用して応募していく必要があります。

ですので、まず最初の一歩はたくさんのサイト、エージェントに登録をして、求人が自分の元に入ってくる状況を作ってください。

私が見た中で、事務職やそれに付随する求人がありそうなエージェント及び転職サイトをご紹介いたします。

 

おすすめ転職サイト(万人向け)

【マイナビエージェント】

親切丁寧なサポートを心がけておられ、非常に好感の持てるエージェントさんが多いマイナビエージェント。

私が転職した時も、面談後のサポートが非常に充実しておられ、求人の内容もしっかりと把握されている印象を持ちました。書類添削や面接対策もきちんとされているエージェントです。

 

【MS-Japan】

管理系職種(人事、経理、総務)専門のエージェント。求人数は少ない可能性があるものの、特化しているだけあって、エージェントの実力は確かなもの。未経験では難しい可能性もあるものの、一度登録してみる価値はあり。

 

【パソナキャリア】

派遣会社がメインの紹介会社。派遣から立ち上がってきた会社ということもあり、求職者の人に寄り添って優しくご指導いただけるエージェント。

なかなか転職を始めるのが億劫な人は、ぜひこのエージェントから初めて見ると吉。

 

【キャリコネ】

会社の口コミや年収情報が見れるサイト。その中で求人も同時に紹介しており、実際に転職活動を行っていく上でこのサイトを使って情報収集をするだけでも、多くの情報が手に入る。転職サイトへの同時登録も可能なため、一度登録してみては?

 

おすすめ転職サイト(若者向け)

【ウズウズ】

第二新卒既卒、フリーターメインの転職エージェント。若者向けに特化しているため、サポートが豊富で。それぞれの企業に合わせた面接対策を行ってくれるなどサポートが充実。きちんと適性を把握した上で紹介するため、転職後の定着率が非常に高いエージェント。

 

【パーソルキャリア若者正社員チャレンジ】

業界2番手のパーソルキャリアが東京都と共同で行っている事業。ニート、フリーター、派遣社員、パート、無職状態になっている29歳以下の方々に対して、手厚いサポート( カウンセリング、セミナー、企業紹介、実習、奨励金制度)を受けることができる。

 

【ジェイック】

既卒第二新卒、大学中退、フリーターなどの20代の就職支援を行っているエージェント。全国で転職における講座をおこなっており、サポート体制が充実している。求人の内容もきちんと企業に取材を行い、正確な情報を持って求職者に情報を提供しているエージェント。

 

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求められる人物像の把握

 

正社員での転職を実現するためには、どのような人物が求められているのかをきちんと把握しなければなりません。

 

企業により求める人物像は多少違いはありますが、ほとんどの会社で一致しているのは「この人に聞けばだいたい社内のことはわかる人物」

を目指して欲しいということです。

 

イメージしやすいのは会社によくいる頼れるお局さんのような人に将来的にはなって欲しいと思い正社員で募集しています。そして、お局さんのようになっていくにあたり必要とされる能力は

 

  1. 「調和性」
  2. 「正確性」
  3. 「事務処理能力」
  4. 「資料作成能力」

 

です。それぞれについて書いていきます。

 

調和性

 

事務職は、パソコンに向かってひたすら仕事をすると思われがちですが、以外とお客様や社内の人とのコミュニケーションが発生する職種です。 

また、仕事の内容的には前に出て仕事をするというよりは、誰かのサポートや企業の当たり前を作っていく仕事であること、また基本的にずっと同じ人と仕事を行っていくことになるため、自己主張が強かったり、意思の疎通が測りにくかったりすると、落選する原因になります。

 

この調和性ですが、企業によってはこの能力が一番大事と思っている企業も多くありますので、書類でも面接でもきちんとアピールできるようにしてください。

具体的には、相手に合わせて仕事をしたりサポートをしたり、気がきくエピソードなどをアピールできると合格可能性があがりますので、そういった具体的なエピソードを棚卸しし書面に落としておくと良いでしょう。

 

正確性

 

基本的な入力作業が多い事務業務においては、いかにミスを減らすかということは非常に重要な要素となります。時には一つのミスで、人の時間を大きく奪ったり、クレームに繋がったりすることもあります。

 

ミスが頻発していると、社内からの信用も失い居づらくなる可能性もあるので、言われたことをきちんと実行できる能力が求められていますので、そういった経験をアピールしていけると合格に近づくでしょう。

 

事務処理能力

 

当然ですが、入社して行うことは事務作業なので、処理能力は常に求められます。

定量的に示すのが難しい分野ですが、PCスキルをアピールしたり、事務作業が多い職場であるなら、その内容をアピールしたり、グループに効率化の提案をしたりといった経験があれば、必ず書面に落とし込むようにしましょう。

 

資料作成能力 

 

事務処理の効率性もさることながら、エクセルやワード、パワーポイントを使った資料作成能力も求められます。

特にエクセルにおいては、ピボットやマクロなど専門的スキルを求める会社もありますので、そういったスキルがある場合はきちんと記入をしましょう。

 

 求人検索のポイント

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ここまでで、一番鬼門の書類選考を突破するためのノウハウを書いてきたわけですが、求人倍率が高いこともあり、正直通過するのは至難の技です。

 

ですので、事務だけで検索をかけるだけではなく「事務に近い職業の検索」も行うようにしてください。 

掘り出し物の求人が落ちていることもあるので、以下の職種でも未経験可の物がないか探ってみてください。つく職種によっては単なる事務職よりも今後のキャリアアップにつながることも多いので、必ず検索をかけるようにしてくださいね。

 

総務

 

総務の仕事は、会社の事務員がするような庶務的な仕事から株主総会の取りまとめ、社内備品の管理、手配などになりますが、その内容は会社によって全く違います。

中には経理の仕事をしていたり、労務的な仕事もしていたりすることもあります。未経験でも募集がされている場合は、そういった業務を積むことができるチャンスでもあります。

そういった総務の仕事でも、未経験求人が落ちていることがあるので要チェックです。 

 

労務

 

労務の仕事は、より専門性な知識を使って行う事務的な仕事です。具体的には、給与計算、社会保険関連の業務になります。

事務のお仕事よりもより専門的な知識を身に付けることができ、潰しも聞きやすいのが労務の仕事。中にはより専門性を追求するため、社会保険労務士の資格を取得される方もいらっしゃり、資格や業務経験を積んでいくことで、スキルを磨いていける仕事になります。

総務、労務の内容は以下の記事でも書いているのでよかったら参考にしてみてください。

v-changeingjob.hatenablog.com

 

経理

 

経理においても、未経験の求人が落ちていたりしますので要チェックです。

有効求人倍率的にも高く、多様なスキルアップの道があり、転職もしやすいので、もし事務的な仕事でスキルを高めていくのであれば、個人的に一番おすすめな職種です。仕事の内容などについては以下のブログをご参照ください。

 

v-changeingjob.hatenablog.com

 

CADオペレーター

 

これは全く別の職種になるのですが、「PCに対して行う仕事」「専門的なスキルを持って働ける」「事務職に比べて需要が多い」という点で、よく私がおすすめする職種です。

 

業務を簡単に説明すると、設計士が作った設計図を元に、PCのソフト「CAD」を使ってそれを、PC上のデータに落とし込んでいく仕事になります。

www.youtube.com

同じく未経験でも、きちんと研修を組んでくれて教育してもらえる求人もありますので 、ものづくりが好きな方は一つの候補にしてみてください。

 

ヘルプデスク

 

これも、事務職とは少し違うのですが、社内システムなどの問い合わせに対して、回答する仕事になります。

事務職というよりは電話でのコミュニケーション能力が求められる仕事ですが、労働環境の改善にはつながる仕事ですので、事務職ではなく労働環境の改善をされたい方にとっては良い仕事です。

 

 やっぱり正社員は難しいと思った時は。。。

 

これだけいろいろ探しても、全然受からない!という時は「派遣」で一度経験を積むのも選択肢にいなければならないかもしれません。

ただ、そんな派遣にもいろいろ種類があり、正社員に近い形で働くことができるということも覚えておくと良いかと思います。

 

紹介予定派遣

 

こちらは、一定期間働いた後に正社員になるという条件付きで派遣社員を受け入れるという形態になっています。

ですので、企業にとっても将来を見据えての採用となるので普通の派遣よりはシビアになりますが、自分の条件に合いそうな求人であれば選択肢に入れるのも良いかと思います。

 

無期雇用派遣

 

こちらは、働き方の形態は派遣と変わりませんが、派遣元の会社の正社員として雇用をされて働く派遣です。

ですので、派遣がなされていない状況でも給与の一部が保証されることも多く、長く働ける土台を整えてくれます。

何社か派遣社員として経験を積んでから、転職するもよし、そのまま働くもよし。個人的には、いろいろな会社を経験できてかつ給与も安定するので、良い働き方だと思っています。

 

派遣

 

いわゆる派遣です。個人的にはできるだけ粘って転職活動を行われるのが良いと考えていますが、致し方ない理由もあると思います。

そういった場合には、どのスキルを積んで何年後に転職をするのかを逆算して自己研鑽することで、正社員への道も開かれると考えております。

 

まとめ

 

・事務職の転職は茨の道である。。。

・事務職に求められているスキルをきちんと把握し、書類に落とし込む

・できるだけ多くのサイトから求人情報を獲得する。

・事務職だけにとらわれずその周辺の求人もきちんと探す。

・最終手段として、派遣も視野に入れるが、派遣にもいろいろ種類がある。

【保存版】人事、総務ってどんな仕事?キャリアプランも含め書いてみた

 

人事と聞くと、「採用業務」がパッと思い浮かぶかと思いますが、実は人事の仕事は採用業務だけではなく、実に幅広い業務を行っています。

また、総務に関しては何やっているかよくわからないという方も多いのではないでしょうか?ですので今日は、人事や総務の仕事内容について書いていきます。

人事総務の仕事ってどういうものがあるの??

人事総務の仕事は実に多岐に渡るのですが、大きく分けると以下に分類ができます。

  • 総務
  • 労務、給与
  • 採用
  • 企画、研修

総務と労務、給与は内容としてはデスクワークが多く、パソコンと向き合って事務作業を行うという側面が強くなります。

一方で、採用や研修は人前で話したりすることも多く、外交的な仕事といえます。企画に関しては、社内の人と関わることが多いですが、労務の知識、採用の知識など総合的な人事周りの知識が必要となります。

一般的には、若年層のうちに採用や労務、総務の現場の仕事を行い、年次が上がっていくうちに研修や人事企画の部門を担っていく人が多いです。図で表すと以下のようになります。

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それぞれの仕事の内容と詳細について

 

総務

まずはじめに、総務の仕事について書いていきます。 会社の縁の下の力持ちとして、業務の中での困りごとを相談されたり、 みんなの当たり前を裏から支える縁の下の力持ち的な存在です。

仕事内容

総務の業務は大きく分けて3つに仕事が分かれています。

  • 総務業務
  • 株式関連業務
  • 広報業務

です。それぞれを順をおって解説していきます。

総務業務
  • 手続き関連業務

届け出書類の手続きを実際に行ったり、文書作成管理、行事催事の企画と運営を行うのも総務の仕事です。円滑にミスなく進めていく事が求められます。

  • 設備関連業務

OA機器、社用車、防災業務などを管理、購入、修理依頼などを行う業務です。実際に必要な台数なども聞き、実際に実行を起こしていく事が求められます。

  • 庶務関連業務

受付、来客、電話対応や郵便物の受発信、文具、事務用品等の消耗品の購入なども総務の仕事です。この業務に関しては、派遣社員などに行っていただいている場合もあります。

 

株式関連業務

上場している会社であれば、株主に対する説明や取締役会における会場の手配など様々な業務が発生します。そういった裏方の仕事を担っています。

  • 株主総会関連業務

株主の確定を行い、総会への招集手続き、当日の運営を行います。いろいろな利害関係者とのやりとりになるため、一つのミスで重大なロスがおこってしまいます。

  • 取締役会

取締役とのやりとりを行い、日時場所の設定や開催通知の送付や開催及び議事録の作成それに応じてのスケジュール管理なども行います。

  • 株式管理

株主名簿の管理、名義書換業務、発行業務、再発行業務、利益配当、株主からの届出事項に対する手続きなどを行い、誰にどれぐらいの株式があるかを把握し管理する業務もあります。

 

広報業務

社内や社外に向けて自社のニュースを配信する広報の業務も担っています。社内でのコミュニケーションの活性化や社外に対してのアピールなど重要な部分を担っています。

  • 社内広報

経営方針等の重要事項の全社通達や休暇等のお知らせ、全社的行事、イベントのお知らせ、社内報、社内刑事、社内放送の編集・制作など社内に対して、自社の取り組みや今後の流れなどの通達を行い、社内の統制、情報伝達を行います。

  • 社外広報

自社の取り組みをメディアに取り上げてもらうための活動を行ったり、トラブル時のマスコミ対応も総務の仕事となっています。うまくメディアを通じながら、自社を守ったり、逆に宣伝をしたりするのが主な仕事です。

 

関係者

経営陣:経営計画、社内規定の草案、の情報を社内に流し周知させる。また、トップの指示に従い、取締役会、株主総会の運営を行う。

社内の各部署:機器の故障や、エラーなどのトラブルに対して業者との間に立ち、トラブルを解決する。また、現場の声を吸い上げてそれを要望として経営陣にあげたりもする。

社員個人:人事関連業務、労務関係業務、社内報作成を行ったり、相談にのったりする。

株主 :株主総会の運営を行う。また問い合わせに対しても対応する。

官公庁 :書類の申請、届け出、協力の要請を行う。

外部業者:文房具の発注や、荷物の宅配、電気の交換等の交渉・折衝を行う。

 

求められる資質

堅実さ:ルーティーンワークが多いため、きちんとそれをコツコツとこなせることが求められる。

ホスピタリティ:人を支えることが好きで、人への気配りができる人。部活のマネージャー業務をしていた人がイメージ。

知識欲:社内外の様々な業務や法律について知っておく必要があるため、勉強好きやいろいろなことに対して興味を持つことが求められる

 

やりがいと苦労

経営陣と直接関わり、会社全体の方針、事業仕事内容について把握することができるのは一つの魅力と言えるでしょう。 また、社内外の人と関わり会社の顔として仕事をすることも多い。社内の業務の効率化や個人の生活を整えるなど、社員の当たり前を支える縁の下の力持ち的な存在にやりがいを感じれる人は向いているだろう。

一方で、会社全体の業務や経営、管理、人事、労務、福利厚生などの幅広い法律を知っておく必要があるため、専門知識の勉強などを行う必要があるのが人によっては大変かもしれない。また、縁の下の力持ち的なポジションのため、完璧に出来て当たり前。評価がなかなかされにくいという側面もある。

 

人事(給与・労務)

続いて給与、労務の仕事について書いていきます。こちらも縁の下の力持ち的な仕事で地味な仕事ですが、会社にいないと給与がまともに振り込まれず、従業員から大クレームです。企業として必要不可欠な業務です。

仕事内容

人事労務の仕事は大きく分けて、4つあります。それぞれ順を追ってご説明していきます。

給与計算

社員の勤怠管理のチェックから入力の促しまで、勤怠管理のシステムからの情報をデータ化する仕事を行う。

勤怠管理が進んでいないところに対しては注意喚起などを行う。また、その状況が起きないようにするのも仕事です。

 

各種手続き

社会保険の加入、喪失の手続き、結婚などに伴う手当の手続き、昇級の手続きをおこないます。こういった仕事は入退社に応じて発生する事が多いため、契約社員を多く抱える会社やアルバイトの多い会社などはこの業務の時間が必然的に多くなります。

 

年末調整

税金の調整を年末に行う業務です。税金は前年ベースなので、営業会社などインセンティブで給与が大きく左右されるような業種は仕事量が多くなります。

 

人事企画補助

社員規則などを作っている人事企画部のお手伝いを行う。また、ステップアップとして人事企画がある。

 

関係者 

一般社員社員からの待遇や給与に関する質問、相談を受けます。また、入退社が多い企業では、社会保険の手続きや、勤怠管理の入力チェックなども行います。

 

人事企画:社員規則の改定などの改定やその補助を行うこともあります。また、労働組合の対応もやっていたりするので、そのアシスタント業務も回ってきます。

 

アウトソーシング企業:給与計算を外部委託している場合、そことのやりとりが発生します。500名ぐらいの会社までは、アウトソーシングしているケースが多いようです。

 

社会保険事務所社会保険への加入や退社人への手続きなどを行います。

 

社会保険労務士:入退社が頻繁な企業では、社員への迅速な対応が必要になるので、労務士の先生にお手伝いしてもらっているケースがあります。

 

求められる資質

 

堅実さ:コツコツ、地道な作業ができる人。また、そういった仕事が好きな人。また、一つのミスで大きなクレームになってしまうため、ミスなくスムーズにが求められる仕事。

 

計画性締め切りがある仕事が多く、その締め切りに対して仕事を進めていくことが求められます。

 

デスクワークを好む人基本的に人と話すというよりは、デスクワークをすることが多い為そういった仕事が好きな人でないと、苦痛を強いられます。

 

やりがいと苦労

専門的な知識も多く必要とするので、社員に相談される存在でもある。こつこつと仕事をこなし、ミスなくスムーズに仕事をすることに喜びを得られるかが重要となり、基本的に定時に帰れるというのは非常に魅力的なお仕事と言えます。

その一方で、仕事は完璧が当たり前で、加点方式の仕事ではないため、なかなか評価がされづらい部分もあるのが大変なところです。。

 

人事(採用)

 

仕事内容

採用の仕事におけるミッションは「採用の充足」です。突発的な離職による人員補充を除けば、計画から実行まで1年間のプロジェクトである事が多く長期的な計画性が求められし仕事で、かつ管理部門で唯一数字を追いかける部門であり、その要素も求められる仕事です。

 

人員計画の立案

経営陣から上がってきた事業計画にそった、人員採用計画と人件費の創出及び、それに伴う制度の計画を行う。

 

採用計画の立案

作成した人員計画をもとに、細分化して具体的な数字に落とし込んでいきます。具体的には、新卒、中途別、雇用形態別、部門別、職種別、に採用計画を作っていき充足計画を練っていきます。また、それにあたり必要なツールの作成も随時行います。

 

採用活動

セミナーや会社説明会の立案、オペレーションの決定をしたり、面接面談のセッティング、実施、見直しと振り返りを行いより良い採用活動を行えるよう工夫をこらしていきます。

 

内定者フォローとインターンシップの運営

研修内容の立案と推進、合宿の企画と運営、内定者ブログの更新、内定者の不安を取り除くための面接のセッティングや条件面談を行う事で早期の囲い込みや離脱を防ぐ仕事もします。

 

その他業務

内定式、入社式の企画、運営。入社後の実務研修の立案、運営などの業務も事務作業として行います。

 

関係者

取締役会経営戦略を人事計画に落としこんだり、人事施策の提案などを行います。

 

各部門事業展開のための人員確保、能力開発、能力活用について支援、指導を行います。

 

個々の従業員面接、取材のお願い、セミナー参加のお願い、打ち合わせなどを行います。

 

各種学校採用、セミナーの参加、インターンシップなどを開催するための企画立案、実行を行います。

 

人事関連会社人材斡旋会社、派遣会社コンサル、広告媒体の会社の人と打ち合わせを行い、採用の充足を目指していきます。

 

制作会社採用パンフレットやビデオなどの制作に関する打ち合わせを行う。

 

応募者大学生や候補者の方に対して実際に会い、面接、面談を行います。

 

求められる資質

社内調整力営業現場の人に対して数字にならないお願いをしなければならないことも多いため、煙たがられることも多い仕事です。ですので、そういった方々に対して好かれて「こいつのためならやってやろう」と思ってもらえるかどうかは非常に重要なスキルといえます。

 

バランス感覚経営と現場の中間に位置しており、どちらかに考えが偏ると方向性がゆがんでいきます。偏見がある人や、臨機応変さがない人、固定概念がある人はあまり向いておらず、全体の総和をとっていける人が向いています。

 

目標達成欲採用業務の仕事は「人員の充足」です。そのため、管理部門で唯一数字を追っていく仕事になります。ですので、分かりやすい目標を追いかける好き、という方が向いています。

 

仕事のやりがいや苦労

実際に候補者の方に会い、その人から入社してよかったと言われることが一番のやりがいといえます。もちろんその逆もありますが、人の感情と触れ合う機会が非常に多いため、そういった感情的な喜びを感じることができます。

一方で沢山の人と会い、間に挟まれるため、板挟みとなってしまうことが多くあります。実際に求めている量と質を担保することは至難の技です。人を通じていろいろな要望をもち仕事に向かわなければいけないという点で、大変であるとも言えます。

 

人事制度企画・研修

人事の中でも比較的年次が上がってきてから行うことが多いのが、こういった企画や研修の業務です。人事やその他の部署にいていろいろなことを学んだものをアウトプットして会社をよりよくしていくことが求められます。

 

仕事内容

企画、研修は5つのセグメントに分けられます。人を扱う仕事ですので、全体の総和がよくなるように設計、運用を行っていかなければなりません。

 

人事戦略

組織の戦略の立案から、部署ごとの方針の確認、現状把握、部門長との情報共有、具体案の提案を様々な部署とやりとりをしながら戦略を立てていきます。。

 

働き方の検討

タイムマネジメントの強化、制度の運用設計と業務サポート体制の設計などを行っていきます。

 

採用計画立案

採用人数の決定、人材要件の明文化をおこないそこに対する具体的な方法を決定し、予算を確定します。そこから実際の選考を進めていきます。

 

社員教育

社内のヒヤリングや経営層とのディスカッションを行い、具体的なカリキュラムを決定し、研修のスケジューリングをおこなっていきます。

 

社員人事マネジメント

査定シートを使い、社員の人事評価を行います。

 

関係者

採用部人員計画から、具体的な施策まで一緒に考え、進めていきます。

 

経理部毎月の給与や賞与の支払いで連携を行います。人事部が計算した給与を経理部が銀行振り込みを行います。

 

各部門の管理職管理職の意見を取りまとめます。社員の人事評価を行う場合や教育研修の時の人員の選抜に関して話し合います。

 

広告代理店:採用の際の募集広告を出す際に打ち合わせを行います。

 

人材紹介会社派遣社員や中途採用を行う際にやりとりを行います。

 

銀行給与の支払いの際に利用したり、社員の住宅ローンの利子補給などで利用することもあります。

 

求められる資質

公平性人の評価に携わる部署のため、誰かをひいきするとかはもってのほかである。常に公平に評価をする目を求められる。

 

調整能力人と人の間に挟まれて仕事をし、いろんな部署とのやりとりもあるため、関わりの中で調整をおこなっていかなければならない。

 

計画立案力一つのプロジェクトが1年単位で進むため、日々のPDCAというよりは、計画的にバランスをとりながら、長期的な視野で進めていく必要がある。

 

やりがいと苦労

人事部は会社の規範となる存在で、経営者と共感出来る立場になれる。また、社内外の人とあうことで、会社の問題課題を見つけていきそれを長期スパンで変えていけることは一つのやりがいと言える。その一方で、多くの情報を知り過ぎてしまうことも多い。いろいろな立場の人の意見を聞くがために気苦労が多い。独りよがりではなく全員が納得できるような制度にしなければならないのも一つの苦労するだろう。

 

キャリアプラン

人事、総務と言ってもいろいろあり、言葉で書くより、図で見たほうが早いと思うので、確認して、自分のキャリアを戦略的に描いてみてください。

ちなみに、白字は管理職でのキャリア、黒字はスペシャリストとしてのキャリア担っています。

組織で生きていく以上はマネジメントに上がっていかないと給与は上がりません。

また、ある一定以上同じ会社にいないとそのポジションは回ってきませんので、注意が必要です。

一方で、個人のスキルを磨いてプロフェッショナルとして活躍したい場合は、転職を考えていかなければならないという事を頭に置いておきましょう。

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3〜4年に一度はエージェントへ相談を

私個人的な意見としては、3~4年人事、総務として実務経験を積んだあとは、一度エージェントに相談する事をオススメします。

なぜならば、自分の市場価値がどれぐらいなのかを知ることができるのと、専門家に相談する事で、どういうスキルを積んでいけば、今後自分のキャリアを伸ばしていけるのかを知る事ができるからです。

そして、できれば専門の知識を持ったエージェントで話を聞く方がいいと思うので、私がオススメしているのは、【MS-Japan】 です。

理由は、管理系職種に特化しており、専門家がたくさんいること。また、社会保険労務士の方々とも頻繁にやりとりをしているため、資格をとることでどういうキャリアの広がりがあるのかを実体験で知っておられるのは何より強みと言えるでしょう。

ですので、転職するしないに関わらず、【MS-Japan】  に3年に1度は登録をし、自分のキャリアについて見直すようにしてみてください。

登録の際は、右上の会員登録のボタンをクリックし、必要事項を書いて送信してくださいね。 

まとめ

  • 経営陣から末端の社員まで関わる数少ない仕事。
  • 労務、給与、総務はデスクワークが多く、縁の下の力持ちの仕事。
  • 採用は唯一の数字を持つ管理系の仕事。
  • 企画、研修は、年次が上がってからする事が多い仕事。
  • 給与を上げていくためには管理職になる必要があるため、ある程度の年月が必要。

【保存版】経理、財務ってどんな仕事?キャリアプランも含め書いてみた。

「人見知りだし、営業は向いてないし、文系だし経理かな」

「不安だから簿記の資格を取っておこう」

「公認会計士、税理士の勉強をしたけど、なれなかった。経理で就職先ないかな」

というどちらかというと消極的な理由で目指される方もおおいイメージの経理。でも、会社にとっては非常に重要な部署で、ある一定以上の規模の会社には必ず必要なのが経理部。その一方で、キャリアは「資格」と「何をしてきたか」で決まる結構シビアな仕事だったりします。

ですので、本日は経理や財務がそもそもどういう仕事でどのようなキャリアがあるのかについて書いていきます。

経理ってそもそもなに?

経理の仕事を一言で言うと、公的な会社業務に繋がるお金の処理のことを指します。言い換えると、社内外のお金のやりとりを決められたルールで決められた書類に書いていくのが基本的な経理業務です。そのルールがいわゆる簿記です。

中途採用で未経験で働きたい場合は、簿記二級をもっているかどうかで、受けれる会社の幅が変わってくるので、目指される方は持っておいたほうがいいでしょう。

経理と財務の違いについて

一般的に「経理部」の仕事は「管理会計」と「財務会計」に分けられ、ておりその「財務会計」の中の一つに「経理」の仕事があります。また、経理部に似た部署で財務部というのがあります。

「お金を扱っている」ということに違いはないのですが、その内容が違います。簡単に説明すると経理部は過去のデータをまとめたり、それを元に計画を立てたりするのが仕事になります。一概には言えませんが、会社の中の数字を扱う仕事が多くなります。財務部はそのデータを元に資金の調達をしたり、予算を管理したり、資金運用を行う仕事ですので、会社の外に対する仕事が多くなります。

図解すると以下のようになります。

 

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それぞれの詳しい仕事について 

 

財務会計について

 

仕事内容

  • 仕訳業務:損益計算書、貸借対象表などの財務諸表を作るため、簿記のルールに従い、実際の取引を帳簿に入力したり、支払、受取り、残高管理などを行ったり、決算書の土内になる資料の作成を行います。
  • 決算業務:ある一定期間の収入を支出を計算し、利益または損出を算出します。 月次、四半期、一年などのスパンで行われます。
  • IR業務:決算の速報である決算短信、や有価証券報告書、決算公告、投資家への企業見学会など、株主が投資家に対して、投資判断に必要な企業情報を提供する業務です。

関係者

  • 事業立案部:新規事業立ち上げの採算シミュレーションの作成。
  • 経営企画部:新しい事業戦略、経営方針を立てる際に数字の観点からの意見を述べる。
  • 財務部:銀行や金融機関に対しての必要な会社の数字資料を作成し提出する。
  • 銀行:融資に対する交渉を行う。
  • 監査法人:財務諸表のチェックを行ってもらうためのやりとりを行う。
  • 取引先:請求書の発行や請求書の入金処理を行う。

求められる資質

  • 作業の緻密さ、真面目さ:お金の動きを記録する業務が発生するため、ミスが許されない職場となります。また、データを求められた時にニーズに合致する正確なデータをフットワークよく提出する必要もある。機密情報を扱うため、守秘義務の守れるしっかりとした人柄が望まれる。
  • 学習欲:専門知識を扱うため、税法や簿記の知識の吸収はもちろん必要になり、勉強が日々付いて回る。また、他の事業部との仕事も多く、日々現場に足を運んだりして、会社では何が起こっているのかに常に関心をもつ必要がある。
  • チームワーク、気配り:決算書の作成に向けて、一丸となって仕事を進めていくため、他人との協力、調和が必要となります。また、定期的に担当者から情報をもらったりする折衝能力も求められます。

管理会計について

 

仕事内容

  • 事業計画の立案、作成:事業の計画を草案を作り、それを経営者に提出する。そのデータをもとに経営者から提案があり、具体的な数字に落とし込んでいく。
  • 予算実績、管理:作成した事業計画に対しての実績がどれぐらいかを確認し、うまくいった、いかなかったの原因や要素を抽出し経営陣に報告する。
  • 原価管理、分析:原価管理簿から材料費の変動を捉え、今何をすべきかを考えて経営的に戦略をとる。

関係者

  • 経営者:過去のデータからの分析、資料作成を行い経営者に提出する。 また、そこから経営者が決めた経営方針をを具体的な数字に落とし込んでいく
  • 製造部門:過去の実績をもとに、部門長と今後の原価管理手法について話し合い決めていく。
  • 営業部門:過去の販売実績や将来の見通しから、販売見込みを予測し、数値目標に落とし込んでいく。
  • 株主:経営方針や事業計画書に基づき、IR活動を行う。実際の業務は、経営計画書に基づき、今後の見通しやリスクなどについて株主に対して説明を行う。

求められる資質

  • 分析力:客観的な数字を見て、良いところ、ダメなところを判断しなければいけないので、数字に対する強さ、敏感さというのが求められる。
  • 課題抽出力:業務関係者の言い分から、ボトルネックになっているものを抽出しなければならない。状況判断をして、正確な解釈を行う必要がある。
  • 調整能力:現場とのやりとりも多いため、現場の声をきちんと吸い上げるコミュニケーション能力も必要。 時には、厳しい言葉を発していかなければならないので、その度胸も必要

 

財務について

 

仕事内容

  • 財務戦略の立案:財務面での基本方針の策定を行い、いつどれだけお金が必要で、どれぐらいのお金が出ていくのかを予測し、それに基づいた計画書を作成します。
  • 資金調達:銀行からの借り入れ交渉や社債の発行などで、会社の資金を調達する。また、金融機関への業績報告も同時に行う。
  • 出納業務:社内部署からの入金、出金の確認と管理を行う。実際の帳簿と現金、小切手、手形、債権などの有価証券が一致しているかを確認する。
  • 資金の運用:為替などで資金が変動するため、運用を行うことで、その資金を増やしたり、減らないようにする。 内部統制報告書作成業務 内部統制がきちんとできているかの報告書を全社で取りまとめ、提出する。

関係者

  • 取締役会、経営企画部:どれぐらいの資金が必要になるのかという計算や、それに対して具体的にはどのように調達するかなどの打ち合わせを行う。
  • 経理部:経理部が出した正確な会計データを把握し、そのデータをもとに、経営科大や財務体質の改善、銀行への交渉などを行う。
  • 社内全部門:社内からの支払依頼、入金通知、預金残高の管理、照合などを行う。 基本的には、財務が金銭の入出金に関してのすべての管理を行う。
  • 金融機関:銀行や証券会社からの営業の窓口として、入出金の管理、小切手、手形の処理を行う。
  • 官公庁、格付け機関:金融庁への法定事項の開示、格付け機関への起業情報の開示、IR情報の開示

求められる資質

  • 折衝能力:折衝する部署が多く(会社の全部署、金融機関)かつ時には言いにくいこともズバッと言わなければならないので、言っても嫌われない正確を持っている必要がある。また、対応する年齢層も幅広い。
  • 緻密さ、責任感:お金をあつかい、一つのミスが会社を揺るがすことになりかねない為、ミスが少なく細かいところまで見て仕事をする必要がある。
  • ルールを徹底して守れる人:会社の最後の砦になる部署なので、そこでルールが破られてしまうと、会社の方向性がまがってしまう。きちんとルールに沿って慎重に物事をすすめることができる人が適任。

 

キャリアプランについて

経理、財務のキャリアは冒頭にも書いた通り「資格」と「経験」がものをいいます。資格は勉強すれば身に付けることができますが、「経験」は会社の状況に寄ることも多く、きちんとその会社で何が学べるのかを意識してキャリアを能動的に作っていっていく必要もあります。

そのキャリアプランについて順を追って書いていきたいと思います。

経理スタッフ(1〜2年目)

経理の基本的な仕事の進め方を理解し実行する。正しく正確に素早く処理を行うことが求められる。仕事に慣れることが最優先の仕事である。仕事を行いながら勉強も行い、この段階で簿記2級の資格を取ると良いだろう。

経理スタッフ(3〜5年目)

仕事にも慣れある程度の業務を一通り行えるようになり、仕事にも余裕が出てくる時期である。同時に簿記1級の資格も取っておくといいだろう。この時期から、経理のキャリアを積んでいくのであれば、次のキャリアをどのように描いていくかが大きな分かれ道となりえるため非常に重要な時期と言える。

ここでは、この時期での転職でどのようなキャリアプランが描けるのかを書いていきます。

①財務会計のとしてのキャリア

財務諸表やその周りの書類を作成する責任者としての道を歩んでいくプランです。決算の取りまとめや税務申告書、連結決算、キャッシュフロー計算書、IR業務など幅広い業務を積んでいき、キャリアアップを図っていくことになります。

②財務の責任者としてのキャリア

経理部門からは離れ、財務の責任者としてキャリアを歩んでいくプランです。銀行の折衝や増資、債券発行、資金運用、M&Aなど外部とのやりとりをメインに行っていき実績を積んでいくプランです。

③管理会計(経営企画)としてのキャリア

予算の策定、経営計画、実績評価など経営数値を駆使しながら、会社をより良い方向に持っていくようなキャリアを積んでいきます。会社全体がどのような方向に向かい、そのための目標の立て方などを考えていくため、経営者としての視点が身についていきます。

④小規模な会社の管理部責任者としてのキャリア

子会社や支社への移動、転職を通じてなど少し小さな組織で責任者としてのキャリアを積んでいく。専門家というよりはゼネラリスト的な動きが求められるため、人事総務などの知識も必要となる場合もある

⑤ベンチャー企業への転職で得られるキャリア

管理系の仕事を全般的にこなしながら、会社が上場するときには、IPO関連の知識をつけ実際に上場まで持っていく経験ができる。変化が大きく、全員で会社を大きくしていく喜びを共にすることができる。

⑥外資系企業に転職することで得られるキャリア

経理として、英文会計にチャレンジすることができ、国際的なキャリアを積むことができる。決算の取りまとめ、税務対応、本国へのレポーティングなど外資系ならではの業務を積んでいく。特徴としては仕事の役割がはっきりと分かれていることが多い。基本的には転職でポジションを上げていく

⑦会計事務所への転職で得られるキャリア

税理士などの専門職種の資格を取り、税務のスペシャリストとしてのキャリアを描く。多くの中小企業の経理、税務報告書の作成を積みながら、税理士合格の道を目指す

⑧コンサルティング会社に転職して得られるキャリア

これまでのスキルを磨きながら、知識とスキルをつけコンサルティングを行っていく。営業的な要素も強いが、一人で独立もしやすく、自立して生きていきたい方にはオススメ。

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経理実務の学校|簿記、経理実務講座、エクセルなど経理パーソンの仕事に役立つ講座だけを開講より引用

3〜4年に一度はエージェントへ相談を

私個人的な意見としては、3~4年経理として実務経験を積んだあとは、一度エージェントに相談する事をオススメします。

なぜならば、自分の市場価値がどれぐらいなのかを知ることができるのと、専門家に相談する事で、どういうスキルを積んでいけば、今後自分のキャリアを伸ばしていけるのかを知る事ができるからです。

そして、できれば専門の知識を持ったエージェントで話を聞く方がいいと思うので、私がオススメしているのは、【MS-Japan】 です。

理由は、管理系職種に特化しており、専門家がたくさんいること。また、税理士、公認会計士の方々とも頻繁にやりとりをしているため、資格をとることでどういうキャリアの広がりがあるのかを実体験で知っておられるのは何より強みと言えるでしょう。

ですので、転職するしないに関わらず、【MS-Japan】  に3年に1度は登録をし、自分のキャリアについて見直すようにしてみてください。

登録の際は、右上の会員登録のボタンをクリックし、必要事項を書いて送信してくださいね。

まとめ

  • 資格と経験でその人のキャリアが決まる
  • 経理は「管理会計」と「財務会計」に分かれ財務とは別の職種
  • 経理は会社の内部の仕事、財務は会社の外部の仕事
  • それぞれの仕事内容によって求められる資質が違う
  • 3~5年経理スタッフとしての経験を積んだ後は自分でキャリアを描いていくべし

転職エージェントが語る転職市場における価値の決まり方とは

 「転職を考えているが市場価値がわからない」

「どんなキャリアを積んだらいいのか分からない」

 

 という方も少なくないのではないでしょうか?

若い方は不安定な世の中だからこそ、戦略的にキャリアを積んでいきたいという方が多いように思います。

雇用する側の環境にもよりますので、一概には言えませんが、一般的なお話についてはお話しできますので、今日はそれについて書いていきます。

 

 

市場価値を知っておくべき理由

転職する手段は3つに分類することができます。

  • 転職サイトを利用する。
  • 人材紹介サービスを利用する。
  • 知人の紹介、企業からのスカウト。

それぞれの特徴やどういう人が使うべきかというのはまた別の記事で書きたいと思いますが、ここでお伝えしたいのは、知人の紹介、企業のスカウト以外の場合は経歴を元にその人の市場価値が判断をされるということです。

 つまり、転職サイトや紹介サービスを利用する場合は、その人の仕事ぶりではなく書類に何をかけるかが重要になってくるのです。

ですので、どのような経験を積んでいけば、自分の転職市場価値が上昇するのかを考えていくことで、より良い転職が可能であるといえます。

 

キャリアの評価方法とは

キャリアの評価についてですが、これはいろいろな軸で測られますので、一概にこれ!とは言いづらいのですが、基本的な考えは「年齢×職務レベル×成果プロセス」です。

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

年齢

35歳転職限界論を聞いたこともある方もいらっしゃるかもしれませんが、転職において、年齢は非常に重要な要素です。簡単に分類すると以下のようになります。年を取ればとるほど即戦力性が求められますので、若いうちにキャリアを積んでいってくださいね。

 

22〜25歳

第二新卒としての採用となります。第二新卒というだけあって、企業はなにをしてきたかではなく、その人のポテンシャルで判断をしてくれます。総合職での採用も多く、職種のチェンジも簡単にできます。

 

25〜30歳

この年代になると、ポテンシャル半分、実力半分で判断されます。ある程度社会人としてのスキルを積んでいるので、企業としては買い時の年代です。また、この時の決断は自分のキャリアを大きく左右しますので、慎重に選ぶ必要があります。職種のチェンジも可能ですが、未経験だと給与が下がってしまうことも多いので、本当にその仕事でいいのかをきちんと考えましょう。

 

30代

基本的には、キャリアチェンジの転職は苦労することが多いです。基本的には即戦力性を求められるので、今までのキャリアを生かした転職になります。ですので、30代に差し掛かった時点で、自分には何ができて何ができないのか。自分はどういうキャリアを目指していきたいのかをある程度明確にしておく必要があります。

 

40代以上

30歳よりもより、即戦力性を求められるので、今までの経験を生かしての転職になります。この年代になると子供にお金がかかる人が多く、転職自体のリスクも大きくなりがちで人の流動性もあまり高くないので、長期化する傾向にあります。

 

このように、年齢によって転職価値は変わってくるので、自分が何を学んで、いつキャリアチェンジをするのかを考えて戦略的にキャリア形成をされることをお勧めいたします。

 

職務レベル

職務レベルは「プレイヤー経験」と「マネジメント経験」に分けられ、スキルを判定されます。

言葉のとおり、プレイヤーは現場の仕事。マネジメントはプレイヤーを束ね、目標に向かって進めていく管理職的な仕事です。プレイヤーの経験は年数と職種ごとの経験、マネージャーとしての経験は部下の人数で判断されることが多いです。(職種ごとの経験はながくなるので、別の記事で書きます。)

上記の軸に加えて、成果とプロセスが見られて総合的に判断をされるわけですが、キャリアを考えていく上で、分類を頭の中に入れておくと、自分のキャリア形成に生きてくると思います。

 

プレイヤー経験

ジュニアプレイヤー(1年〜3年)

プレイヤー(4年〜7年)

シニアプレイヤー(7年〜10年)

スペシャリスト(10年以上)

 

マネージメント経験

主任クラス(1~5名)

課長クラス(5名〜15名)

部長クラス(15名〜100名)

エリア長クラス(100〜500名)

事業部長クラス(500〜2000名)

役員クラス(2000名以上) 

 

自分がどの立場にあるか考えながら仕事をしていきたいですね。

 

成果プロセス

 自分が組織のなかでどういった行動をおこし、どのような成果を納めたかということです。そして、そのプロセスに再現性があるのかを採用する側は見ています。

 

ですので、キャリアを築いていく上では、自分はどう考えて行動したか、もしくはなぜ成果を納めることができたのかをきちんと考えておき、自分の言葉で発信できるようにする必要があるので、日頃から内省していきましょう。

 

その他の要素

上記以外にもいろいろな要素が絡まって、市場価値は決まっていきます。例をいくつかあげていきます。

 

  • 転職歴:少ない方が有利
  • 現職年収:高い方が交渉時に有利に働く
  • 最終学歴:高い方が有利(関関同立以上といった指定がある企業もあり)
  • 業種、職種:同業界、同職種であれば簡単になり、異業界、異職種は転職が難しくなる。
  • 資格など:資格必須の求人や、資格があることで未経験でも応募可能な求人があったりします。

 

まとめ

  • 紹介やスカウト以外の手法で転職活動をする場合は客観的な経歴を元に評価がされる。
  • 市場価値は「年齢×職務レベル×成果」でおおよそ決まる
  • 年齢は若ければポテンシャルで採用してもらえる。年を取ればとるほど経歴をどう活かすかになる。つまり20代が大事
  • 職務レベルはプレイヤースキルとマネジメントスキルでわけられ、プレイヤースキルは年数と職種ごとのスキル、マネジメントスキルはその人数でおおよそ決まる。
  • 採用側は自社での再現性をみているため、成果を出した中で、なぜうまくいったのかをきちんと内省し、再現性ある形にもっていく必要がある。