てんてんblog

幸せな家庭に見えた親から離婚した事実を一年後に告げられる。理由は10年単身赴任をしていた父の不倫。単身赴任で孤独な父、必死に家庭を守る母。現在母親はパートで日銭を稼ぐ。誰も悪くないのに全員不幸。 そんな家庭にならないための仕事選び、夫婦円満の秘訣を呟きます。 転職エージェント所属/一児の父/結婚3年週3セックス

もう失敗しない!第二新卒における転職のポイントとは

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「上司と馬が合わない。」

「思っていた仕事と何か違う。」

「パワハラ、セクハラで毎日仕事に行くのが辛い」

 

こういった思いで、転職を考えられていらっしゃる、もしくは会社を辞められた方も多いのではないでしょうか?

新卒は3年で3割は辞めると言われる社会ですから、20代のうちに一度は会社をやめたいと思うのはだれしもあることですし、実際に周りにも転職をされる方も多いでしょう。

 

そんな中、人手不足と言われる社会の中で、最近注目されている第二新卒。

ミスマッチで溢れた優秀な新卒の方々を雇うことができるとあって、第二新卒向けの求人も多く市場に出回っています。

ですので、今回は第二新卒の転職において何が重要かを、エージェントの目線から語っていきたいと思います。

 

第二新卒が歓迎されている背景

本題に入る前に、そもそも第二新卒ってだれのことを指すのかについて簡単に解説いたします。

 

第二新卒とは、一般的に学校を卒業後、一度就職をしたが数年の内に離職し、転職活動をする若手求職者を指します。新卒者が就職後、数年で離職する割合は年々増加傾向にあります。厚生労働省が毎年発表している大学新卒者の離職率統計では、約30%が3年以内に辞めていると言われています。不況下で採用数が減少していたり、早期・短期化の就職活動の中で自分に合った就職先に就くことが容易でないことが一因にあげられています。

 

第二新卒とは?|20代・第二新卒向け転職支援サイト より引用

 

上記からも分かるように、大学を卒業して、だいたい3年前後の社会人を指します。(だいたい3年と言われているだけで、厳密なルールはないようです。)

 

企業側が第二新卒を募集する理由

 

記事の冒頭にも書いた通り、第二新卒の採用は年々加速しております。以下がマイナビ社が行った、第二新卒に関する2016年のデータです。

 

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第二新卒とは?|20代・第二新卒向け転職支援サイト より引用

 

見ていただいて分かる通り、約60%以上の企業が積極的に第二新卒を獲得していきたいというアンケートが出ています。

 

この背景としては、

 

「昨今の有効求人倍率の向上により、人手不足が加速している」

「中途採用よりも柔軟でカルチャーフィットしやすく、自社の色に染めやすい」

「ある一定のマナーを教わっており、教育コストが低い」

「新卒の就職でミスマッチを起こした優秀な学生を確保できる」

 

というのが挙げられます。つまり、教育コストが低く、柔軟で優秀な人材を市場から確保したいという狙いがあり、現在注目されているのです。

 

第二新卒の転職におけるポイント

 

そんな注目されている、第二新卒ですが、転職される方の多くは、新卒で入った会社が合わなかった、もしくは人間関係に悩まれている方がほとんどです。

そういった思いから「1社目の二の舞になりたくない」とそう思うのも、無理はありません。

そんなあなたのために、失敗しないためのポイントを書いていきます。

 

転職失敗の一番大きな理由とは

そもそも、なぜミスマッチがおこってしまうのでしょうか。いろいろな理由はもちろんあるのですが、ほとんどは「自分の描いた理想」「実際の仕事の現実」のギャップによって起こっています。

 

  • 「もっとたくさんの権限をいただけると思っていた。」
  • 「休みがもっと取れると思っていた。」
  • 「丁寧にもっと教えてくれると思っていた」

 

といった、理想と現実のギャップが起こり、転職に至っています。そして、転職に失敗する方はそのギャップを正しく認識せずに転職し、また「こんなはずじゃなかった」となってしまうのです。

 

みなさんはそうならないためにも、第二新卒において失敗しないためのポイントを書いていきます。

 

なぜ転職したいのかきちんと把握する

上記のように転職を繰り返さないためにも、まずは「なぜ転職をしようと考えたのか」を自分の中できちんと整理しましょう。

 

何をしたらいいかわからない方はまず、紙を用意して今の仕事を辞めたい理由を書き出してみてください。その際には、より具体的に詳細に書くようにしてください。

 

(例)

「上司と馬が合わない」 

「経理の仕事で、不明瞭な部分があり指摘をしたら、そんなところは適当でいいんだよと言われた。」

 

「残業が多い」→

「毎日4時間の残業があり、家に着くのは日付が変わることも多い。業務量が多いため仕事が終わらず休日も2週間に一度出社しなければならない」

 

 

といった感じで、実際にあった具体的、客観的な事実まで落とし込んで嫌なことを羅列しましょう。

そうすると、自分が会社に対して思っていたモヤモヤが浮かび上がってきて、転職を通じて何を変えたいのかが明確になるはずです。

 

自分のやる気スイッチや得意なことを把握する

自分が今までの人生の中で、一生懸命頑張れたこと、楽しかったを振り返ってください。仕事であれば尚良しですが、ない場合はそれ以外でも構いません。

 

そして、その頑張ったこと、楽しかったことはいつどのタイミングで楽しいと感じたのか。なぜ頑張れたのか。これを上記と同じように、紙に具体的に、詳細に書いてください。

 

(例)

今年の3月に部内のコンテストがあり、そのコンテストで優勝した人は300人の前で自分の取り組みを発表できると言われて、実際に優勝して前に立った時。

 

上司に資料作成を頼まれ、自分なりにどういう時に使う資料なのかを考え工夫して作ったら、「すごくプレゼンテーションがうまくいった」と言われた時 

 

上記のように、自分はどういうときにやる気がでたのかということをきちんと把握しましょう。

 

ただ、そういった場面が思いつかないという方も多々いらっしゃると思いますので、そういう方は自分が息をするぐらい自然にできていることは何かを考えてみてください。

好きなことを仕事にすることも大事なのですが、それよりもできることを仕事にする方が幸せになれる方が多いです。

 

そういったことを言語化できるまで、自問自答して、自分のやる気スイッチはどこにあるのか自分ができることはなんなのかを言えるようにしてください。

 

エージェントに登録する

上記の1、2を読んで、「転職の理由の言語化?めんどくせー。。」「やる気スイッチってなんだよ。笑」「できることなんて怒られてばっかだし自分にはない。。。」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方はエージェントに相談するのがオススメです。

 

エージェントでは、転職のプロであるキャリアアドバイザーがあなたにつき、転職の理由自分の強みやる気スイッチを話の中で引き出し、言語化してくれます。

また、報酬は転職した際に企業側から払われる仕組みになっており、求職者のあなたは無料で使うことができます。

 

転職をするかどうか迷っているので、相談しないという声を聞くことも多いのですが、エージェント側もそこらへんは慣れているので、気を遣わなくて大丈夫です。実際に働いている私が言うので間違いありません。笑

ですので、もし今の現状にモヤモヤしているのであれば、一度エージェントに相談して話を聞いてみるだけ聞いてみてはいかがでしょうか?

 

オススメのエージェント

上記の観点において、私がオススメするエージェントを記載します。

 

【マイナビエージェント】

就活でおなじみのマイナビが行っている、マイナビエージェント。

エージェントサービスでは後発ですが、20代30代の転職に絞り、求職者に対して丁寧なサポートをすることで、絶大な指示を得られています。

時には優しく、時には厳しく励まして、内定を得られる最後まできっちり並走してくれるエージェントさんです。

 

【ウズキャリ第二新卒】

第二新卒、既卒、フリーター専門のエージェントである、UZUZ。

特筆すべきは内定率83%、定着率92%という圧倒的な数字。企業側のことをきちんと求職者を理解するとともに、企業側も把握されているからこそ、叩き出せる数字であることは間違いありません。

エージェントの方の能力も高く、きちんと話を聞いて言語化してくれるエージェントさんなので、登録していない方はぜひご登録を。

 

選考に合格するためのポイント

転職理由もまとまった。やる気スイッチも把握した。自分の得意なことはわかった!受ける求人も決まった!となったとしても、選考で合格できなければ入社できません。

面接官はいろいろな視点から候補者のことを見て、判断をされるのですが、ほぼ必ず見てくるポイントがあります。それは、

 

もう辞めないよね?

 

ということです。

いろいろな事情があるとはいえ、第二新卒で次の職場に移るということは、短期間で1社目を去っている事実は変えようがありません。

企業側としては、すぐに辞められることは大きな資産をロスになりますので、面接官は他の中途採用の選考よりもシビアにみてきます。

ですので、上記で明確にした、転職理由と実現したいこと、やる気スイッチ、できることを伝え、「御社であればそれらが全て叶えられますよ」ということを伝えなければなりません。

 

 

(例)

「前職では、決まり決まった仕事をひたすら行うということが多く、この仕事が変わることは5年間ない環境で働いており、次のステップが見えず退職をしています。

転職活動をする中で、自分を振り返り、どうなればやりがいを感じながら長く働けるかを考えたところ、明確な目標に向かって、お互いに切磋琢磨できるような仕事に就きたいと考えています。大学での部活動で、熾烈なレギュラー争いの中、自分を高めてチームメイトとの競争に打ち勝ち試合のメンバーに選ばれた時になんとも言えない達成感を味わうことができました。

ですので、そういったお互いに切磋琢磨し競争しあえるような環境で自分を高めながら働くことができれば長い期間働くことができると考えています。そして御社にはそういった環境があると思い志望しております。」

 

上記のように、転職に至った理由、そこから過去を振り返って自分のやる気スイッチがどこにあるかを伝える。そしてそれが達成できればきちんと長く働くことができると考えている。

といったストーリーにまとめておくと、相手が一番懸念しているところを払拭できるでしょう。

 

 

まとめ

  • 第二新卒は活況で良い会社に転職できる可能性が高い
  • 転職で失敗する人は、転職した原因をきちんと把握できていないことが多い
  • なぜ転職するのかを明確にする
  • やる気スイッチ、得意なことを把握する
  • 自分で言語化できない時はエージェントに相談する 
  • もう辞めない理由の根拠をきちんとアピールする